子供の診療について

保育園の耳鼻科検診で下の娘が「中耳炎」と診断されたので、
今日、娘を耳鼻科に連れていきました。

診断通り中耳炎だと病院でも診断されて、薬をもらうことになりました。
最近は「医薬分離」とかで、病院と薬局は別個になっているようで、
病院で処方せんをもらい、薬局で薬をもらおうとしました。

大抵病院があるとすぐ近くに薬局があるのですが、
今日行った病院の近くには薬局が見当たりません。
ちょうど上の娘を広島大学病院近くの保育園に迎えに行かなくてはならず、
大学病院の近くには処方せん調剤の薬局がいくつもあるので
「まあ そこでもらえばいいか。」
と思って病院を後にしました。





広島大学病院は広島近辺でもかなり大きな総合病院です。
処方せんを取り扱う薬局もいくつもあります。
その中の一つに行き、処方せんを提出して、待っていたのですが
なかなか呼ばれません。
薬局には私と娘しかいなかったので、私たちの薬を準備しているはずなのですが
それにしては時間がかかりすぎです。
3人いるスタッフ(薬剤師?)のうちの一人の方が盛んに、いくつも電話をしているのを見て、だんだんと状況が分かってきました。
「処方せんに書いてある薬が用意できない」ということです。

周りの他の薬局に問い合わせても、結局薬は無かったようで、
「きっと病院の近くの薬局があるだろうから、そちらに行って欲しい。」
といわれました。丁寧な応対だったので特に不快感は感じませんでした。
元の病院に戻って薬局を確認し、薬をもらうことになったので、結構時間がかかってしまいました

処方せんを受け付ける薬局は、たいてい「全ての医療機関の処方せんを受け付けます。」と書いてあります。
でも、それは大人の場合だけのようです。
子供の場合は、一口に子供と言っても、さまざまな年齢によって薬も違うようですから、さすがに全部用意するのは難しいのかもしれません。

私が住んでいる広島市南区は都市部なので、クルマで走っていると幾つも病院を見かけます。病院は内科・耳鼻科、外科といった各専門分野に別れていますが、それでも、外科でも内科でも、その中から幾つかの病院の中から選んで行くことが出来ます。医療に関する環境としてはかなり恵まれていると思います。それでもこんな状態ですから、周辺部では、もっと大変なことが起こっているのではないかと感じました。

子供を育てていく際に、かかりつけの医師が欠かせないのですが、
小児科の病院が足りないのではないかと思います。
私の近所にはいくつかありますが、土曜日や平日の午後など人がいっぱいです。

最近小児科医師になるのを嫌がる医学生が多いそうです。
「大人より手間がかかるから」というのが原因だそうですが、
こういうところで、国の支援が必要ではないかと思うのです。
子供を育てていると、やはり様々に不便なことがたくさんあります。
便利さに慣れた今の大人が子育てを嫌がるのも無理もないような気がします。

大阪市など無だなプロジェクトを幾つも立ち上げ、ことごとく失敗し、
数千億円もの負債を抱えたそうですが、立派な建物を造るより、
過疎地で医師になるものに学費を援助するなどの対策がもっと必要です。
政府や自治体は本気で少子化対策に取り組む気があるのか疑問です。
日本が今抱えている問題のかなりの部分は、少子化の対策をしっかりすることで可決するのではないでしょうか?
年金も税収不足も、労働人口が増えれば上手く行くのです。


もっと真剣に考えて欲しいと、子供を連れて帰りながら感じました。
このままでは、人口が減り続けて日本人がいなくなる。
冗談じゃなく、本当にそうなってしまいそうでなりません。
[PR]
by soul_doctor2005 | 2006-03-13 19:54 | 日常の出来事
<< 塞翁が馬 プロ棋士 >>