轍(わだち)

私は音楽はほとんど洋楽ばかり聴いているのですが、
日本のアーティストの中で好きなのが
コブクロという2人組。
今では超有名になったコブクロですが、
初期の曲の中に「轍(わだち)」という曲があります。

その中にこんなフレーズがあります。
(多少記憶違いがあるかもしれませんが。)

【轍さえもない道をただ進め
傷だらけの両手がいつの日か輝いて見えるまで】

非常にかっこいいなあとたまに口ずさみます。

念のために書きますと
轍というのは、辞書によると「通った車が道に残した車輪の跡。」とあります。
だから「轍さえもない道をただ進め」というのは
他の人のしていないことを率先してしようという意味にとれると思います。
これが実際にはなかなか出来ないんですよね。

私自身もそうなんですが
授業をしていて、指導している子どもたちにも感じるときあります。
子供たちに問題をやってもらって
答え合わせをしようとします。
「この問題を出来た人?」
と聞いても誰も手を挙げてくれないときがあります。
それで私の方で指名をして答えてもらうのですが、
指名をした最初の一人が答えると
とたんに何人もの子供が手を挙げる。
答えに自信がないというより
最初の一人になるのが嫌なのでしょうか?

子供の世界に限らず大人の世界でも
「言い出しっぺが損をする。」というところが
結構ありますよね。
「言質をとる」という言葉もありますが、
何か発言してしまうと
それに対して責任をとらなくてはいけない。
または、「責任をとらされる」というときもあるかもしれません。
何だか「余計なことを言わない方が得だ。」
というふうに子供の方もなってしまっているかもしれない。

指導するときにも
子供たちの中には「余計なこと」を言う子もいるのですが、
そういう子を「困ったもんだ」と思い、
何も言わない子を「真面目にしている」と
つい思ってしまうのですが、
実際にはそうとは限らない。

教えるときに都合の良い子をつい「真面目な子」だと思いがちですが、
そういう思い込みを持たないようにしないといけません。
「言い出しっぺが損をする。」世の中で
自分の思いを率直に口に出来るというのは
大切なことですよね。
そういう子の発言も尊重できる指導をしていかないといけません。

私自身も物おじしないで
必要ならば率直な意見をいうべきだと思います。
たまに「余計なことは言わないでおこう。」という
気持ちが働くときがあるんですよね。

ここまで書いてふと気づいたんですが、
何だか最近の記事は反省ばっかりですね。
それだけ私自身がまだまだということでしょうね。
でもそれはいいことかもしれません。
欠点が見つかるということは、
「直す材料を見つかった」ということだと思います。
そんな簡単じゃないと分かっていますが、
まあ、前向きに考えていきます。
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by soul_doctor2005 | 2006-04-09 22:48 | 塾の仕事を通じて
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