精神論

今は結果が求められる世の中なので
科学者とか、教師とか、会社の営業マンとか
そういう仕事の人は、
「一生懸命やります。」とか
「頑張ります。」とか
気持ちを言っているだけじゃ駄目なのは分かっているのですが、
それでも、私はつい子供たちに向かって
精神論を語ってしまいます。
「語ってしまう」と言っても
自分で悪いと思っているわけじゃないですが…。

たまに私は生徒にこういいます。
「言葉は悪いけど皆さんの中にアホな人はいない。
それでも成績のいい人と悪い人が入るのは
努力しているかどうかの違いだ。」
本当にそう思っています。

灘中とかラサール中とかいうような全国の難関の学校に
トップで合格するような実力をつけるというのは別として
中学受験をする子供たちの中に交じって、
その中で中の上くらいの成績までは
どんな子供でも努力次第でなれると思っています。
そういう意味で「アホな子はいない」と思っているのです。

でも残念ながら、私が教えている全ての子が勉強して
そこまでの状態になるわけではありません。
それが非常に悔しいのですが、
やはりこれは気持ちの問題なのです。
「頑張る気があるか?」
「苦しいときに投げ出さずにやれるか?」
ここのところで、努力をしないで終わる子がいるわけです。

その子達に「もっと頑張って欲しい」という気持ちは
すごくあります。
ただ、学校よりずっと難しいことをやっていることを思えば
、あまり厳しく叱るのはかわいそうな気にもなります。

こんな感じで、私自身も自分自身の中で葛藤があって、
それが指導の不徹底になっているのではないかと思うときがあります。

なかなか結論のつかない問題です。
気持ちで勉強が出来るわけじゃないのですが、
勉強の成果に気持ちが大きく影響するのは確かではないかと思うのです。

指導者が精神論ばかり言っていては駄目だとは思うのですが…。
[PR]
by soul_doctor2005 | 2006-04-18 10:20 | 塾の仕事を通じて
<< アルベルティーニ 轍(わだち)その2 >>