デタラメ本

毎年年度初めや講習会前には
教材会社からたくさんのテキストの見本が届きます。
試しにどんなものが見てみるのですが、
実際に採用したテキスト以外のほとんどの本は
実際に解いてみるところまですることはありません。
大抵の場合、テキストの選定の際にチェックするのは
テキストの構成や難易度、単元の順番などで
まさかテキストに記載してある内容に誤りがあるとは普通考えないからです。

ところが、私たちの塾の塾長(算・理担当)が
ある理科のテキストを解いてみたらデタラメだらけだったのです。
誤字脱字は勿論、解答が解答集に載っていなかったり、
解答が違っていたり、設問の内容では解答が複数になってしまったり、
入試問題で引用した問題の引用がちがっていたり、ひどいものです。
中には明らかに間違っている答に全く意味不明の解説がついているものも
あります。
理科の専門ではない私が見ても明らかにおかしい問題が連発です。
教材の代理店に連絡して見てもらったのですが、
結局持ち帰って対応してもらうことになりました。

ついつい本に載っていると本当のことだと信じてしまいますが、
こういうこともあるわけですよね。
ただ、それでも、子供たちからすると「本に載っているから」と
信じてしまうのです。
まだ経験が少なかった頃は自分の力を信じられなかったので、
解答が自分の考えと違っていると「自分が違っているのかな」と
思っていました。
自分の答えの方が明らかに正しいと思う問題でも
テキストの答えと違うと「先生が嘘を教えた」といわれてしまいます。

国語の場合には、明らかに答が違うという場合はほとんどありません。
ただ、解答をみて「なぜ、この答えになるといえるのだろう。」いうときもあります。
そういう問題に限って解答集に解説が載ってなかったりします。

テレビとか新聞とか、書籍に載っているとつい本当だと信じてしまいますよね。
でも、必ずしもそうではないということがあるんですよね。
鵜呑みにしてはいけないのだということを改めて感じました。
[PR]
by soul_doctor2005 | 2006-05-29 12:20 | 塾の仕事を通じて
<< 最大公約数 教員免許の更新制について >>