ピーク

なぜなのか分かりませんが、
最近よく仕事の夢を見ることがあります。
先日もこんな夢をみました。

授業をしているのですが、
教室が学級崩壊状態で
子供たちが全く話を聞いてくれません。
どんなに諭しても、怒鳴っても焼け石に水。
休憩時間のように騒いだり、立ち歩いたり。
気を取り直して、「この問題出来る?」と聞くと
真面目にしている数人が手を挙げてくれます。
ところが、生徒を指名しようとしたら
いつも教えているはずの生徒の名前を思い出せないのです。
「どうしよう、どうしよう」と迷っているうちに
目が覚めました。
「夢で良かった」と思うと同時に何だか恐くなってきました。


今の職場の現実の授業はそんな状態ではありませんが、
そういう状態になってしまうことへの恐怖心はいつもあります。
今はある程度思ったように授業を進めていくことは出来るのですが
「これがいつまで続くのか、ずっと続くんだろうか?」
「いつか指導者としての能力が落ちて、
全く指導力のない状態になってしまうんじゃないか。」
そういう恐さはいつも感じています。

何年か前に「塾講師29才限界論」というのをネット上で主張している人がいました。
それは、指導力が上っていくのと、若さや生徒を引きつけていく魅力、
それから講師としての給与の伸び。
そういう要素を総合すると「29才」が講師としてのピークだ。
それ以上は講師を続けていても下り坂になっていくだけ。
という主張です。
以前勤めていた塾を辞めたときには、
間違いなく私はこの説の影響を受けていました。
ちょうどその頃私は「30才」だったのです。

「信じたくない」と思いながらも
やはりある程度は説得力ある説だとも感じるのです。
「自分も今がピークで、もうこれ以上自分の力は伸びないんじゃないか。」
「ずっとこの仕事を続けていけるのか。」
そういう恐さがあるから、日々「もっと頑張らなくては」と思いますし、
「もっと力をつけなくては」と思います。

私はこの仕事を天職だと思っています。
出来れば一生続けたいのです。
その為にももっと指導者としての実力をつけたいと思います。
「恐さ」が原動力というのは前向きではないのですが、
そういう思いは確かにあります。
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by soul_doctor2005 | 2006-10-12 00:17 | 塾の仕事を通じて
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