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虹の足

国語の指導をしていると、
取り扱う文章などで自分自身の心に残るものも多いのです。
その中でも
テキストによく掲載されている
吉野弘さんの「虹の足」という詩が私は好きです。

大雑把にいうと
周りの人にはその人が幸福だとよくわかるのに
その人自身は自分を幸福だと思っていない
そんなことが世の中ではある。
そんな内容です。

自分自身が今「幸せか?」と聞かれたら
正直堂々と「そうです」と言い切れないのですが、
こういう詩を読むと、「やっぱり自分は幸せだろうな」と思います。

子ども達にも以前そんなことを聞いてみたことがあります。
「幸せだ」と言った子は少なかったのですが、
本当は幸せだと思っていても、なかなか人前で堂々とは言えないですよね。
でも、堂々と言えるような子ども達になっていってほしいですね。
そういう環境を子ども達につくってやりたいと思います。
by soul_doctor2005 | 2007-07-07 22:50 | 塾の仕事を通じて
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